鉄鋼稼働率は高金利通貨買いへのサイン

基礎素材型産業(昔の重化学工業)、特に鉄鋼の生産動向は経済の動向を示す先行指数です。
産業活動には鉄その他の金属が必要となります。
生産活動を駆動する工作機械を生産する為にも川下に近い住宅建設を行うにしろH鋼をはじめとする鉄鋼金属が不可欠です。

株価は景況に先行すると言われていますが特に鉄鋼株は株価全体を先行します。
鉄鋼業の稼働率の上昇はマクロ経済全体で川下から受注が逆流し始めた兆しと考えられます。
マクロ経済が活況に入るころ鉄鋼業の稼働率は徐々に逓減し始めます。
鉄鋼業の稼働率が縮小し始めたら景気循環のピークに近づきリセッションが近づいている兆しです。
鉄鋼の稼働率が低く稼働率が増加し始めたら株は鉄鋼だけでなく工作機械や民生用機械関連銘柄の買いのチャンスです。
景況が活発化して鉄鋼の稼働率が頭打ちになったら売りのチャンスです。

鉄鋼業の稼働率の高い国は概ね景況の過熱を警戒して政策金利が高めに設定されるので、その国の発行する通貨は高金利通貨となりFXのスワップポイントや外貨預金で預金を獲得するチャンスであるといえます。
国内だけでなく世界各国の鉄鋼業の活動水準は景況上昇のサインで投資のチャンスを期待させるものです。
これは短期の在庫循環のみでなく中長期的な設備投資循環でも同じです。
この両者を上手く分析し高金利通貨の金利差取りのチャンスを上手くつかみたいものです。

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