FXの基礎知識であるテクニカル分析

FXは為替の状況を把握しながら投資を進めていきますが、需給バランスに大きく関係しているのが各国の景気や金利、さらに国際収支などの経済面における基礎的な要因がポイントとなっています。
経済の基本となっていますが、投資ではファンダメンタルズ分析として活用されています。
この要因で為替レートが変わっていきますので、基礎知識として把握しておくようにしましょう。

そんな中でファンダメンタルズ分析は国家の指標などを活用することとなりますが、投資家心理やチャートを確認しながら投資を進めていくのがテクニカル分析です。
テクニカル要因というのは、大半のケースで投資においてチャートを活用しながら投資家はトレードを行っています。
そこから売買注文を出していくことから、投資家の心理を読むこともできます。
為替市場においてはサポート用のラインとして存在する支持線であったり、レジスタンスラインともいわれている抵抗線が、FXの基礎として活用されています。

テクニカルはまず投機的要因があります。
これは膨大な資金を投じていく中で、短期的に利益を稼いでいく取引が何回も繰り返されていきます。
これはヘッジファンドであったり、機関投資家が構成している投資額の大きな投機筋が市場で大きな取引量を占めているためで、短期的な為替相場だと投機筋の動きが大きいとされています。

そしてテクニカル分析では地政学リスクも重要です。
地政学リスクというのは各国で戦争やテロが発生した時、政情不安が起こってしまいます。
投資活動であったり消費について、一気に相場が下落する可能性を秘めています。
FXの基礎知識として理解しておきたいのが情勢が悪化すれば通貨の売却が活発化します。
昔は有事のドル買いともいわれていましたが、基軸通貨となるドルではなく永世中立国となっているスイス通貨であるスイスフランを利用して逃避しているケースが増えています。
急激に地政学リスクは変動を起こします。
リスクにつなげないように要因を理解しましょう。

6月 23rd, 2016 by admin | No Comments »

高金利政策はその国のファンダメンタルズによって決まる

インターネットの発展普及によって個人でも外国為替市場に容易にアクセスできるようになって外貨で資産運用をする人が増えています。

外貨で資産運用する場合一番注目されるのはもちろん外国為替市場での通貨同士の相場の変動です。
しかし外国通貨で資産運用する場合に注目を浴びるのが各国の金利です。
高金利の通貨で運用すれば高い利息を得ることが出来るからです。

高金利の通貨と言うのはその通貨を発行する国の中央銀行が高い政策金利を設定しています。
高い政策金利が設定される理由の第一は何と言ってもインフレを抑制する為です。
高金利の通貨を発行する国と言えば現在、ブラジル、トルコ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどです。
高金利を設定する国は通常、内需が旺盛で経済成長率が高い国です。
こうした国の多くは新興国ですが、オーストラリアやニュージーランドのような先進国もあります。

内需が旺盛で経済成長率が高くインフレ基調というファンダメンダルズを持った国は通常高金利であるという特徴を持っています。
金利の水準等を決める金融政策は実体経済の状態によって決まって来るからです。
日本や多くの先進国は少子高齢化社会で内需が伸び悩んでいますので概ね低金利政策を採用しています。

人口が増えないと内需もなかなか増えません。
内需が増えないと設備投資などの産業投資が行われません。
産業投資が行われないとなかなか雇用が増えず、雇用が増えないと内需が増えません。

高金利を設定していると利息は企業にとってコストですから内需の少ない国では利益が出ず投資が増えなくなります。
この為先進国のような内需が伸び悩んでいる国では低金利政策を採用します。

逆に内需が増加し続けている国では投資需要が旺盛で生産資源などが高騰してしまい成長を阻害しかねません。
そこで設備投資を適切な量に抑えてインフレを抑制するために高金利の政策金利が採用されるのが一般的です。
その国の金融政策の在り方を決めるものは今も昔も需要と供給の両方に強く影響を与える人口動態に関連するファンダメンタルズです。

6月 22nd, 2016 by admin | No Comments »

FX取引ではスプレッドから銘柄(通貨ペア)を選ぶことが大事

FX取引というのは『Foreign eXchange』の頭文字をとった省略形です。
日本語にダイレクトに訳すと外国為替と言う意味になります。
けれども、単に外国為替市場で外国通貨を売買する取引とは違います。
現在FX取引と呼ばれている金融商品は正式には『外国為替証拠金取引』という言葉で称されます。

これはCFDと呼ばれるイギリス生まれのデリバティブ商品です。
CFDとは英語の『Contract For Difference』という言葉の頭文字をとったものです。
日本語にすると『差金決済契約』になります。
つまりFX取引とは外国通貨レートを取引対象にしたデリバティブです。
外国通貨を安く買って高くなった時に売り注文を出してそのまま決済をすることで買いと売りの差額がもらえる取引です。

さらにFX取引は証拠金取引ですから一定額の証拠金を拠出すると、その拠出した額の何倍、何十倍もの取引が可能になるのです。
このため比較的元手資金の少ない個人投資家でも大きな取引が出来るので人気があるようです。

FX取引で収益を出す方法の中心は相場変動を利用した買いと売りの差額ですが、これだけではありません。
スワップポイントといって売買する銘柄≪通貨ペア≫のスプレッド≪金利差≫によって収益を出す方法もあります。

例えば、金利の安い国の通貨を売って金利の高い通貨を買う契約をしたとします。
これを買いポジションを取ると言います。
この買いポジションを保持したまま一営業日以上決済を繰り越します。
この繰り越しのことをロールオーバーといいます。
このロールオーバーを続けた後に決済を行うとその決済日までの日数分売った通貨の金利と買った通貨の金利の差額を受け取ることができます。
このため、FX取引では各国の金利水準を決定する政策金利の水準に高い関心が集まります。

ここから各通貨間にどのようなスプレッド≪金利差≫があり、どのような銘柄≪通貨ペア≫の取引がスワップポイントの観点からより高い収益を上げるかが問題となるのです。
銘柄≪通貨ペア≫は業者によって可能なものと取り扱っていないものもありますから事前に調べておく必要があります。

5月 26th, 2016 by admin | No Comments »

高金利の国の通貨でお金を増やす方法。

お金を増やす方法は何と言っての利息です。
利息が高ければ高いほどより多額のお金を増やせることは言うまでもありません。
しかし、日本は「ゼロ金利」と言われるような低金利政策を続けています。
周知のとおり日本は税収不足の国で政府財政は国債という借金で資金調達しています。
その借金の残高も1000兆円を超え国債の差し替えで何とか資金繰りしている状態です。
日本が高金利になれば政府は資金調達が出来なくなってしまいます。
ですから今後も政府日銀が日本の政策金利(公定歩合)を上げ、日本を高金利にすることは無いでしょう。
銀行の利率は公定歩合との連動で決まりますから銀行の預金金利が高金利になることは考えられません。

では、日本人は高金利でお金を増やす方法は無いのでしょうか?
そんなことはありません。
お金には国境は無いわけですから円を高金利の国の発行する通貨に買えればよいのです。
この方法には2つあります。
一つは外貨預金、もう一つはFX(外国為替証拠金取引)です。
後者は少額の証拠金で多額の外国通貨を確保し運用することが可能です。
この時、高金利の国の通貨を買えば高金利の利息分のお金を受け取ることが出来ます。
高金利の通貨を安く買い、タイミングよく高値で売りの約定をし、その売りポジションを1日以上保持すればその日数分の高金利を受け取ることができるのです。

FXを始めてみたいという人には、こちらの「FXの資産運用」のサイトでさらに詳しく勉強してみてください。

2月 28th, 2015 by admin | No Comments »

資源開発国への投資とキャピタルゲイン。

金融資産への投資から得られる利益にはキャピタルゲインとインカムゲインがあります。
インカムゲインと言うのは利子所得のことですが、インカムゲインを目的とした投資は長期的に安定した収入を得られインフレ等による資産の目減りへのヘッジに向いていると言えます。
これに対してキャピタルゲインは購入した金融商品自体の値上がりから得られる売買益ですから短期に巨額の利益を得ることも可能です。

外国為替にしろ株式投資にしろ大きなキャピタルゲインが得られる投資対象国と言えば何といってもエネルギー資源の開発国です。
エネルギー資源の開発に成功した場合、その国は確実にエネルギー資源の輸出国になるとともに内国経済も活発になり持続的成長を実現するでしょう。
こうした国の株式は確実に値上がりします。
またエネルギー輸出国になるわけですから、その国が発行する通貨が強い通貨となり値上がりすることは間違いありません。
資源開発国の株や通貨で大きなキャピタルゲインを得るには、その国がエネルギー資源の開発を開始した情報を早く掴み安値の内に株式や通貨を確保しておくことです。

しかしエネルギー資源の開発には多くの不確実性、リスクが存在することがこうした国への株式や通貨に投資する際のデメリットであるともいえます。
国際情勢や政変、または技術的な問題によって資源開発が頓挫した場合、逆に巨額の損出を被る場合もあるからです。

2月 1st, 2015 by admin | No Comments »

鉄鋼稼働率は高金利通貨買いへのサイン

基礎素材型産業(昔の重化学工業)、特に鉄鋼の生産動向は経済の動向を示す先行指数です。
産業活動には鉄その他の金属が必要となります。
生産活動を駆動する工作機械を生産する為にも川下に近い住宅建設を行うにしろH鋼をはじめとする鉄鋼金属が不可欠です。

株価は景況に先行すると言われていますが特に鉄鋼株は株価全体を先行します。
鉄鋼業の稼働率の上昇はマクロ経済全体で川下から受注が逆流し始めた兆しと考えられます。
マクロ経済が活況に入るころ鉄鋼業の稼働率は徐々に逓減し始めます。
鉄鋼業の稼働率が縮小し始めたら景気循環のピークに近づきリセッションが近づいている兆しです。
鉄鋼の稼働率が低く稼働率が増加し始めたら株は鉄鋼だけでなく工作機械や民生用機械関連銘柄の買いのチャンスです。
景況が活発化して鉄鋼の稼働率が頭打ちになったら売りのチャンスです。

鉄鋼業の稼働率の高い国は概ね景況の過熱を警戒して政策金利が高めに設定されるので、その国の発行する通貨は高金利通貨となりFXのスワップポイントや外貨預金で預金を獲得するチャンスであるといえます。
国内だけでなく世界各国の鉄鋼業の活動水準は景況上昇のサインで投資のチャンスを期待させるものです。
これは短期の在庫循環のみでなく中長期的な設備投資循環でも同じです。
この両者を上手く分析し高金利通貨の金利差取りのチャンスを上手くつかみたいものです。

1月 19th, 2015 by admin | No Comments »

市場動向の分析。ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析。

株式投資にしろFX(外国為替証拠金取引)、社債等の債券投資にしろ時系列で相場が大きく変動する金融商品は投資対象商品の分析はもちろん市場の動向やマクロ経済、各国政府の金融財政政策等の経済情勢を体系的に分析しておくことが大切です。
時系列変動する金融商品の分析手法には代表的なものとしてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の二つが存在します。

テクニカル分析とはローソク足チャートやその他の時系列チャートを移動平均その他の統計学的手法で分析することで短期長期の金融商品の価格やレートのトレンドを予測する手法です。
このテクニカル分析には過去のプロの相場師が経験則から見出した法則性・理論が存在するため初心者でも比較的簡単に習得可能な方法です。
経験則から導かれるものですから科学性に乏しくかなり占いに近いものともいえますが、占いよりははるかに正解する確率が高いものです。

一方、ファンダメンタルズ分析は本格的な体系的で実体的な経済の分析のことです。
株式投資であれば投資している銘柄の企業の財務指標を分析したり、所属する市場・産業の分析をしたりする手法です。
株にしろ為替にしろマクロ経済の動向を分析することは必須です。
株と為替は連動することが多いので各国の金融財政当局の政策の動向を分析することも重要です。
ファンダメンタルズ分析は企業財務や産業マーケティング、マクロ経済学など体系的知識が必須となるので初心者にはなかなか難しい部分もあります。

1月 9th, 2015 by admin | No Comments »

国内債券インデクスファンド。その魅力とリスク。

日本は「ゼロ金利」と呼ばれる超低金利政策を続けています。
銀行預金金利は日銀の政策金利「公定歩合」に連動しますから銀行預金していてもほとんど資産が増えないのは周知のとおりです。
高い利回りを得られる投資の代表と言えば株式投資です。
しかし承知の通り株価のボラティリティは大きく株式投資は大きなリスクを伴います。
金融資産のリスクヘッジの基本は分散投資ですが個人に分散投資を行えるだけの資金調達能力はなかなかありません。
そこで証券会社や銀行が多数の個人から資金を集めファンドを作り投資会社にその運用を任せるのが投資信託です。

投資信託の内その価格が株価指数(TOPIX、日経平均、S&P 500、ダウなど)、債権指標(NOMURA-BPIなど)、商品指数等の複数の金融商品のインデックスに連動するように作られたファンドがインデックス連動型ファンドです。
比較的利回りが良く、この10年で1.5%程度の実績があると言われています。
リスクであるボラティリティは5%ほどだと言われています。
日本国内で人気があるのは公社債を中心に運用する国内債券インデックスファンドです。
多くが日本国債を中心にした運用です。
外国債券に比べ利回りは低めですが、その分リスクが低くなります。
インデックスファンドはNOMURA-BPIなどのインデックスでクスに連動して動く為元本割れのリスクが当然あります。
また、周知のとおり日本国債の残高は1000兆円を超えていますから、常に値崩れ実効金利の上昇のリスクが存在し、国内債券インデックスファンドの金利変動への感応度のリスクは大きいと言われています。

1月 3rd, 2015 by admin | No Comments »